ZOOM ADMA JAPAN

バルティマイの集い “失明から光へ共に歩む”



コロナ禍の約3年間、私達は教会へ出向くことの難しい日々を過ごしてきました。 日本管区ADMAのアニメーター ・アンヘル山野内神父様は、飢え乾いている信者の心情を いち早く汲み取り、zoom ロザリオを立ち上げてくださいました。 
人々の叫びである意向を受け、毎日休むことなくロザリオの祈りは続けられています。 
毎回6~70人の多国籍の人達が、5言語:日本語、ポルトガル語、スペイン語、韓国語、英語で ロザリオを唱えます。そして神父様より その日の聖書の読み解きがあります。 
時には、フランス・クロアチア、ペルー、アルゼンチンなどからの参加もあり、Zoomだからこその 豊かな祈りの場となっています。コロナ禍を超えた恵みの時を過ごして来ました。 

ZOOM ADMA 黙想会・・バルトロマイの集い 
昨年に続き、ZOOM ADMAの集いがアンヘル神父様の本庄教会において開かれました。。 ADMAメンバーに限らず、毎日祈りを共にしているZOOMロザリオの仲間も加わり、100人を超える参加者で賑わいました。画面を通して集っている私達にとってこの対面の出会いは大変な感激と感動の時した! 

黙想会は眼の見えないバルトマイの箇所でした、イエスに必死で声を上げたバルトマイは、イエスに癒され、それまで羽織っていたマントを捨ててイエスに従いました。黙想会の中では、今私は何を捨てる必要があるのかを紙に書き、用意されていたマントに捨てる作業がありました。幾重にも着込んでいる身には、はぎ取る作業は,中々大変な事でした。 

次に、イエスに差し出す者ものは?紙に書いてミサで奉納されますから、決心のいることでした。ミサにおいて派遣された私達は、イエスと共に歩むためのサンダルを手元にいただき、自分の生活の場で履くことになりました。祈って満足して終わらないためにも。 

黙想会午後の部ではブラジル国籍の人のバルティマイ的あかしがありました。パチンコ依存の苦しい、すさんだ生活から今は教会委員長として、素晴らしい奉仕生活に転回している姿が感動的に証言されました。そしてグループに分かれてのシノダリティ的分かち合いはそれぞれの課題と向き合い、新たな希望を持って、自分の生活の場へと歩むことになりました。

ZOOMの仲間は広域に散らばっています。黙想会後にはADMAに入りたいとの問い合わせも多く寄せられています。ADMA会員にとどまらず、共に毎晩祈っている人達にも養成が準備されています。 

ADMAの霊性がより豊かな信仰生活を培い、ドンボスコのカリスマに生かされて行く事でしょう。 



シノドス的回心のプロセス

場所:カトリック本庄教会
時期:2023年3月 25日
参加:(120名)ズームロザリオ(岐阜、浜松、三島、鷺沼、東京、千葉、浦和、春日部、加須、行田、本庄、伊勢崎、深谷、大田、所沢、ADMA(東京、浜松)
国籍:日本人、ブラジル人、ラテン(スペイン語)、フィリピン人。

その日の流れ:
10:00〜16:00 ゆるしの秘跡(3人の司祭)
11:00 講和 失明から光へ共に歩む。シノドス的回心のプロセス。マルコ10:46-52 バルティマイ。
12:00 昼食
13:00 証1:パチンコから教会へ
13:30 証2:子供たちのため日本で暮らす決断
14:00 分かち合い(6グループ)
16:00 ミサ、派遣
喜びに満ちた集いでした。初めて出会った喜び(ズームでは毎日会っていたけど・・・)、一年ぶりの再会。学び、癒し、解放、祝いの喜び。
派遣の時、一人ひとりにサンダルが渡され、「与え尽くす愛」のサンダルをはいてこれからそれぞれの場で使命を果たしてください。
こう言う恵の時に感謝でいっぱいです。

ZOOM ADMA
During the three years of the Corona Disaster, we have had difficult days to go to church.  Father Angel Yamanouchi, the animator of the ADMA in Japan, quickly grasped the feelings of the starving and dry believers and launched the ZOOM Rosary.  He was quick to grasp the feelings of the hungry and dry believers and launched the ZOOM Rosary. The rosary prayer has continued without a break every day in response to the people’s cry for help.

Each time, 6 to 70 people of various nationalities recite the rosary in 5 languages: Japanese, Portuguese, Spanish, Korean, and English. They recite the rosary in 5 languages: Japanese, Portuguese, Spanish, Korean, and English. Then, the priest reads from the Bible of the day.  Sometimes there are participants from France, Croatia, Peru, Argentina, and other countries.  It is a rich place of prayer. We have had a time of grace beyond the Corona Disaster.

ZOOM ADMA Retreat・・・Gathering of Bartimaeus
Following last year’s ZOOM ADMA retreat was held at Father Angel’s Honjo Church. More than 100 people attended, including not only ADMA members but also ZOOM Rosary members who pray together every day. For those of us who gather through our screens, this face-to-face meeting was a very moving and inspiring time!

The retreat was on Bartimaeus, the blind man, who raised his voice in desperation to Jesus, was healed by Jesus, threw away the cloak he had been wearing, and followed Jesus. During the meditation session, we had to write on a piece of paper what I now need to throw away, and then throw it away on the cloak that was provided. With so many layers of clothing on me, the task of stripping it off was quite a challenge.

Next, what was to be presented to Jesus? It took a lot of determination because it was to be written on paper and dedicated at the Mass. Those of us who were sent at Mass were given a pair of sandals to walk with Jesus at hand and to wear them in our own lives. To not end up satisfied with praying.

In the afternoon session of the meditation, there was a Bartimaeus testimony of a Brazilian national. He gave a moving testimony of how he had turned from a hard and sordid life of pachinko addiction (Pachinko is a Japanese pinball game) to a wonderful life of service, now as a church committee chairman.

The synodical sharing in groups helped each of them face their own challenges and walk into their own lives with renewed hope.

ZOOM friends are scattered over a wide area. Many have asked to join ADMA after the silent retreat, and formation is being prepared not only for ADMA members but also for those who pray with us nightly.

The spirituality of ADMA will nurture a richer life of faith, and the charism of Don Bosco will be put to use.
31 March 2023
ADMA JAPAN

CARE OF CREATION

すべてのものを大切にーそれは私たちの使命―



総長様のことば
私たちは相互につながった世界に住んでおり、毎日の出来事、最も美しいと同時に最も悲劇的な出来事が、このことを思い出させてくれます。私たちの目の前で、バタフライ効果の理論が実践されているのを目にします。これは、ほんのわずかな行動が常に地球の反対側に影響を及ぼし、時にはその影響が、善または悪のために広範囲に及ぶ影響を与えるものです。
ラウダート・シのダイナミックな新鮮さに駆り立てられて、私たちは統合されたエコロジーの美しい道に沿って教会の旅を続けたいと思っています。それは私たちの存在のあらゆる領域に波及します。
サレジオ家族もこの広いパノラマの中で発言権を持つことができ、世界中の多くの経験がこれを証明しています。場所と関係として理解される環境の創造、ケアのための環境感受性 人類の家族はますます広がり、神の国の新しい種を植えるための盛んな土台になりつつあります。
青少年司牧は、思いと心の転換のこのプロセスの活性化と調整を任されており、私たちは皆、関与していると感じ、参加しなければなりません。宣教者の読書を精緻化し、それから私たちの日常生活の中で福音の宣言を生きることは、統合されたエコロジーと被造物への配慮の観点から、すべてのクリスチャンにとって必要であり、刺激的です。
「被造物を大切にする:私たちの使命」とは、私たちの共通の家、私たちの神の美しい贈り物を大切にし、福音を若い人たち、特に最も助けを必要としている人たちに伝え、その素晴らしさを彼らに示すことを意味します。これも私たちの使命です!

mission day-prayer

宣教の日ー祈り すべてのものを大切に (それは私たちの使命)

すべてのものの造り主である父なる神よ、あなたは被造物のうちにあなたの栄光を表され、すべてを治めるよう、その務めを私たちに委ねられたことを感謝いたします。
私たちが、すべての被造物との深いつながりを感じ、特に弱いもの、危険にさらされているものを大切に守ることができるよう、あなたの聖霊の光で私たちを満たしてください。
私たちが壊してきたものを元に戻すように努めること、そのためにも私たちがすべての人を招き、私たちの共通の家を心を込めて大切にするという大きな使命に忠実に応えて生きることができるように、私たちを力づけ導いてください。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。
2023年 宣教の日