扶助者聖マリアの会(ADMA)の紹介

ドン・ボスコの生涯は、聖母と共にありました。それはドン・ボスコの霊性を特に反映するものとして広く知られています。ドン・ボスコはその時その時に聖母からの恵みを感じていました。そして、1869年6月9日に扶助者聖母大聖堂が完成した翌年、1870年ADMAを創立しました。現在150年を数えます。

日本のADMAは2009年2月27日第1回の集まりを始めて以来、今年で12年を迎えます。当時のサレジオ会管区長様でいらっしゃった故チプリアニ神父様のお声がけで、その時副管区長様であられたマリオ山野内倫昭神父様(現さいたま教区司教様)のご指導の下、発足いたしました。

扶助者聖マリアの会(ADMA)の目的は、聖体におられるイエスの崇敬と、聖母への信心を広めることを目的とした信徒の会です。マリアと親しく結ばれることによってキリスト者としての聖性の道をたゆみなく歩むことに導かれています。

現在東京ADMAの会員は27名。その特徴は多教会にわたっていることです。したがって各教会で、家庭で、自分の置かれた場所で祈り、支え、働くことが求められています。
浜松ADMAは、現在約44人となっています。

会員としての霊性を深めるために

・毎月24日前後に集い、ミサ前にロザリオ一連、10:00~ミサ、
その後説教を聞いた感想・分かち合いを中心に展開
聖体礼拝
・扶助者聖母の祝日を準備する9日間の祈り(ノベナ)
・扶助者聖マリアの祭日5月24日
・サレジオ家族の祝いや会合への参加
・会員の黙想会
・マリアの聖地への巡礼
・自分たちで企画するそのほかの会合
*家庭の中に、人を温かく迎え連帯するキリスト教的環境を培うことにより、マリアに倣う。
*貧しい若者やそのほか助けを必要とする人のための祈りと行動に心を込めて務める。
*教会、特にサレジオ家族における信徒、修道者、聖職者の召命のために祈り支える。
*福音的姿勢をもって日々の霊性を生きる。特に絶えず行われている神のみわざに感謝し、困難や十字架の時にも、マリアの模範に従い、神に忠実であることによって(会則4条会員の誓約より)