Blessed Titus Zeman, priest and martyr
祈願
神よ、福者ティトスは恐れることなく福音を生きる勇気、兄弟のために命をささげました。
殉教者の取りなしによって、私たちが隣人を大切にし、キリスト者としての召命に忠実に生き、忍耐強く歩むことができるように。聖霊による一致のうちに、あなたとともに神であり、世々とこしえに生き、治められる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
福者ティトス・ゼマンー 司祭と殉教者
ティトス・ゼマンは、1915年1月4日、スロバキアのブラチスラヴァ近郊のヴァイノリに生まれました。彼は10人兄弟姉妹の長男でした。10歳のとき、治療できない病気にかかり、聖母の取りなしを通して、健康が回復されました。彼は聖母の子であることを誓い、サレジオ会の司祭になることを決意しました。
1932年に初誓願を立て、1940年に司祭に叙階されました。スロバキアが共産党によって支配された時に、司祭養成のためにトリノに脱出する会員と同行しました。それは1950年の晩夏と秋でした。1951年4月の3回目の遠征は失敗に終わりました。ティトス・ゼマン神父は逮捕され、拷問を受け、12年間拘留され、その後、ほぼ5年間の保護観察付きで釈放されました。彼は1969年1月8日に亡くなりました。