扶助者聖マリア像

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「扶助者」の由来は?呼び方自体は4世紀から存在していたようですが、1571年のレパント海戦の際に、ときの教皇ピオ5世が「キリスト者の助け手」の呼び名で保護を祈り求めたことから大きく広まっていきました。さらにその後、教皇ピオ7世が1815年にナポレオンによる幽閉から解放されたことを聖母に感謝して、5月24日を記念日に指定しました。

扶助者聖マリアの像の特徴
★冠 勝利者へ与えられる栄誉のしるしである冠。マリアは被昇天(神によって天に上げられた)後、救い主イエス・キリストによって冠を与えられ、天の元后(女王)と呼ばれます。子であるキリストの冠は王としての権威を示しています。

★笏(しゃく)笏は力や支配権の象徴です。マリアは天の女王として権威を持つ方であることを表しています。しかしマリアの力と権威は、マリアが神に近い者であることから来ます。そしてマリアの“力”は願いをとりつぐ力です。

★幼子イエスマリアが人々から特別に愛され、尊敬されるのは救い主イエスの母であるからです。子であるイエスが神であるゆえにマリアは「神の母」と呼ばれます。やさしい母を通して子であるイエスに近づきたいという人々の願いが込められています。

★赤の衣装と青いマント赤や青はマリアを象徴する色で、赤は神の慈愛を表し、青は空の青さから天国を示し信仰の象徴といわれています。(諸説あり)(https://www.facebook.com/dbnokaze/より)

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